桜とぷっくり布箱 ― 2022年03月27日 11:09

咲いて良いものやら、まだ早過ぎる・・・との毎日でしたが、ここ聖蹟桜ヶ丘の桜は、今日、やっと一斉に咲き始めました。
私の部屋から見える、「桜ヶ丘カントリー」は、その名前の通り、桜がたくさんです。メンバーになればいつでも行ける、ラッキー!と思いましたが、夫は「日本でもうゴルフはやらない」と。
視覚障害者手帳が出るほどの、視力の衰え(黄斑編成症故)では、仕方がありません。夫は、タイで「週に5日」もゴルフ三昧の日々だったので、終止符を打っても良いかもしれませんが、あの38度の炎天下の「まるで罰ゲームの如し」というゴルフしか知らない私はどうなるのさ!
桜の満開時期が近づくにつれ、淳子さんとの「桜が満開になったら来てね」という約束が現実になりつつあります。樹木葬の桜は、満開になると、とても綺麗だからと、何度も話していました。
今週の日曜日あたりかな?
=写真は、淳子さんの作品のぷっくり布箱。これだけはゴミで出さないでと言われていたので、たくさん持ち帰り、皆さんに使っていただきましたが、こんなに可愛い八角箱が残っていました。=
中学、駒場高校からの友人が・・・ ― 2022年01月29日 17:09

以前に「ぷっくり布箱」と言うタイトルで、このblogでご紹介をした、中島淳子さんが、昨年の9月3日に亡くなりました。
胃癌が見つかり、ステージⅣと聞いた時に、直ぐ会いに行きました。彼女はこの現実にとても冷静に対処をしていて、流石だなと、改めて彼女の「肝の据わり方」に感嘆をした次第。
本来ならば、諸々の整理はご家族がなさるのですが、事情があり、私が色々と頼み事を受けることに。
真っ先に考えたことは、彼女がいなくなるとご両親のお墓を守る人がいなくなると言うことで、ご両親のお墓の「墓仕舞い」をし、彼女とご両親は「樹木葬」にしたいと、相談というよりは、もう本人が決めていました。
この時から緩和ケア病棟での最後の会話は、またいつの日にか・・・。
=本を出版したときにprofile用に撮った写真。かなり若い時の写真を載せたことは、私の最後の友情?です。=
気持ちの落ち着きどころがなく ― 2016年05月25日 16:09
先週は、精神科の帰り道に、駒場の友人も参加をしている、青山の「YUIでのBOX展」に。イラストレーターさんも含め、絵本でよく見かける画家さんなど、総勢50名のご出品でした。
テーマは、それぞれに画廊のオーナーから「箱をふたつ使いこれを自由に」という企画とのこと。
私の友人の作品は、箱を二段重ねて、このふたつの箱が「壁」の役目で、上に「手芸用の綿」を入れて、ぷっくりとさせたとんがった屋根を開けると、その中にまた箱がある、という趣向でした。
この会場の入り口にソファがあり、そこに座ったら、立ち上がるのが少々きつかったので、もうこの時には熱があったのでしょう。毎回書いていますが、高くても37度程度なので、病院にいくほどのことでもない・・・されど辛い。
癌で闘病中の友人宅に行く朝も、すでに37度あったのですが、この機会を逃したら、もう会えなくなるような気がして、お伺いするつもりでした。
しかし、こうして体調が悪化して急遽入院となってしまうと、杞憂が現実となり、私も鬱がいまひとつ完治していないことと併せて、気持ちの置きどころがありません。
こういうときは、「音楽だ!」と思うのですが、ピアノもお箏も、ほんの少し弾いただけで、ベッドに逃げ込んでしまいました。弱い私です。
=YUI(今は横浜会場で開催中)での、友人の「箱の街」=
久しぶりに「ぷっくり小箱」を ― 2015年10月15日 22:34

考えるところがあり、ここのところ孫シッターをやめています。
そうしたら、急に自分の時間が増えました。
無心にひたすら練習をする良い機会なのですが、弾けないところの部分練習の繰り返しはは結構辛い・・・。
ピアノの脱力がどうしても出来ないときの、当時の先生のお言葉がふと出てきました。
=余計な力が入っていて、腕が痛くなって上がらなくなっても弾くことをやめてはいけない。辛ければ何とかして楽になる弾き方を考えるから=と。
楽器はどの楽器でも、いかに効率良く体重と腕の重さを移動させるかに尽きると思うのですが、今や、気力&体力がついていかず。
昨年の今頃、友人のculture schoolの「ぷっくり小箱 教室」に通い、kitをいただいてあるのを思い出し、久しぶりに「五角箱」を作り始めました。
彼女の本の前書きには「決して急いやってしまおうとしないこと。各パーツをゆっくり楽しみながら作ってみてください。少しづつ仕上げていくその過程が豊かな時間となります」とありますが、しか私は、取りかかると一気に仕上げてしまわないと気が済まない性格。
豊かな時間になるはずが、根を詰めまくる時間になってしまい、目下2作目に取り掛かっています。
=閉まる直前に行ったので、静かな唐招提寺でした=
ぷっくり小箱教室 ― 2014年06月14日 13:36

先日、中学&高校からの友人の「ぷっくり小箱展」に行き、以前から考えていたお教室に通うことにしました。お教室のHPは~
http://www.jn-bit.com/lesson.html
講師の先生が友人というのは、あちらも私も少々気を遣うかなとのためらいもあったのですが、和気あいあいの雰囲気で、ま、何とかなるでしょう。とかく仕切ることが多い私?ですが、いち初心者の生徒をこころがけます。
レッスン形態は「グループレッスン」で、ピアノも三絃も、私は「個人レッスンの世界」しか知らないので、一度に大勢レッスンができていいな~と思っていましたが、これは大きな勘違い。
それぞれのレヴェルも、作る「小箱(大作の方も)」も違いますので、先生は大変!それに、一番正確さを必要とする「土台」は先生が全部用意をしてくださっているので、その下準備もさぞや・・・と、思いました。
もっとも、楽器の世界でも「ただ楽器の前で生徒さんを待つ」のではなく、それまでの水面下の仕事はたくさんありますので、「仕事」となると、みな同じかもしれません。
そして私の大きな誤算は=このトレーニングをした指先が大変に不便=ということでした。きれいに仕上げるには、爪を使っての「角の処理」が大切なのですが、指先が扇状に太くなっていて、且つ爪よりも指先が盛り上がっているこの指は、隅まで届きません。さて、この問題をどうクリアーするか・・・。
=初めてのレッスンでここまで出来上がりました。箱の中に入っているのは この次に仕上げる部品の一部です=
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