虹の橋2022年05月26日 10:19

 
 長年連れ添ったペットが亡くなることを、「虹の橋を渡って逝った」と表現するようです。何と美しい言葉なのでしょうと、感心をしたものですが、現実は・・・

 息子から預かった(と、言うよりも、人間の子で言うところのneglect、つまり育児放棄と同じ)ほろが、ぐったりとして何も食べなくなり、水も針なしの注射器で口の横から流し込む状態になったのが、2020年の11月のこと。

 とっても親切な獣医さんが、通りを隔てて家の前にあるという幸運もあり、その後3度も「三途の川を必死になって泳ぎ切り」こちらの岸に生還をしてきました。

 一時は、その生命力に感動すら覚えたのですが、ほぼほぼ24時間の介護は、それ以来続いています。老犬介護で一番辛いのは、夜になると吠えることと、一晩中飼い主を起こすことだそうです。

 ほろはこの後者で、深夜の2時頃から始まり、1時間おきに起こします。そして、フードをねだる。うるさいから5時には朝食のフードを。胃腸が弱いので、獣医さんからの特別なフードだけです。

 そしてその後、屋上テラスに連れて行き、ご用を足してほろはやっと寝ます。この頃になると、私は寝不足で「ほろちゃん、もう頑張らなくていいからね。虹の橋を渡ってもいいんだよ」と言う気持ちに。

 こんな気持ちに自己嫌悪を感じていましたが、netで「老犬介護」と検索をかけると、同じような状況の人が大勢いました。ちょっとホッ!

 獣医さんからのアドアイスの一つに、「起こされても無視をする」という言葉があり、このことを試し始めてから、三日経ちました。

 起こされると目は覚めてしまうのですが、今までのように部屋の電気はつけず、無視です。最初の夜はなにやら暴れていましたが、昨夜というか、今朝、私は久しぶりに、5時まで寝ました。

 まだ私は眠いけれど、お腹が空いているのかと、ルーティンのお世話をしてから、6時から8時までほろも私も、また寝ました。これで問題は一つ解決です。このような状況が毎日続くと、楽観視はしていませんが。

=最近は、ハーネスをつけてお散歩をすることもなくなり、屋上テラスを2,3周回るのがやっとで、ほとんどベッドの中です。こんな寝姿を見ると、おかーさんも頑張るから、ほろちゃんも頑張ろうね、という気持ちになります。=

1歳になりました。2022年04月21日 16:31

 
 孫のところに来て、来月で1年になります。ブリーダーさんに連れられてきた時は、1日中ケージの下に潜り込んで姿を見せず、張り切ってお迎えの用意をしていた孫が、がっかりしていました。

 今では、すっかり家族の一員となり、特に孫の勉強の邪魔をするのが得意。zoomでの授業を受けていれば、パソコンと孫の間に立って邪魔をするし、学校に行くときは、玄関で制服にバリバリと登るとか。

 うちのほろは、ペットと言うより、食べて寝るだけの毎日で、「起きている間中、なんとかfoodを得よう」と、トイレシートをウロウロ。これは、ところ構わずご用を足すのに私が閉口して、シートの上でやると「いい子だったね」とfoodを二粒ほどやり、やっとつけた習慣なので、仕方がありません。

 「獣医さんが、もうダメでしょう」と診断を下すこと3回。それを乗り越えての生きる力には感動さえ覚えましたが、相変わらず、毎朝3時には起きて、「おかーさんご飯!」と。そこから1時間ごとに起こされ、こんな毎日がもう2年間続いています。私の方が先にダウンをしそうだワン。

=写真は、孫の勉強している椅子で遊ぶベラちゃん。何か用ですか?ん?=

頑張るほろちゃん2022年03月19日 12:46

 
 今月も可愛らしくトリミングをしていただきました。毎回書いていますが、人間の年齢で言うと、もう90歳を超え、トイプードルの特徴の、「アーモンド色」はすっかり色褪せ、どんどん白くなっていますが(私と一緒)、まだまだ元気です。

 もう2年越しになりますが、3回ほど「危篤状態」になったあの時は、何だったのでしょうね。これが最後と、本当の飼い主の息子、子犬の頃から知っている娘と孫を呼び、お別れを・・・。

 私が学生の頃のことです。おばーちゃんが危篤と、親戚一同喪服を用意して駆けつけ、その度に「今回は持ち直した」と帰ってきました。

 そんなことを何度か繰り返し、母や叔父や叔母たちが、「今度は本当に亡くなってから知らせてほしい」と言っていたことを思い出しています。

 ホロの世話は、朝4寺半から始まり、ほぼほぼ24時間体制で世話をしているので、毎晩「ほろちゃん、明日はせめて6時までは寝ようね」と言い聞かせているのですが・・・。

 「ホロを看取って、夫をshort stayに出して、一日で良いからこの家を離れたい」とは毎日思っていますが、実際にそうなったら、旅行に行く気持ちにはなれないかもしれません。

=写真は、トリマーさん帰りのほろ。ペットの写真を撮るのはとても難しいのですが、YouTubeなどでは皆さんとてもお上手。=

にゃんにゃんニャンの日2022年02月22日 13:29

 
 今日は2022年2月22日、「猫の日」だそうです。コロナ禍のせいもあり、空前の猫ブームとか。前回、これだけのにゃん(2)が並んだのは、1222年2月22日の鎌倉時代。800年以来だそうです。

 確かに子猫は可愛いし、犬と比べると散歩もしないで良いし、お世話は楽そうですが、ペットショップで買った猫ちゃんはそうもいかないようで、子猫を処分する?人も多い由。私は「ペットショップは廃止すべき論」に賛成です。

 難しい年齢になった孫と、娘の母子家庭も、ベラちゃんが間に入ることで共通の話題も多くなり、孫が猫の世話だけでなく、家事も手伝うようになったのは、ベラちゃん効果でしょう。

 孫のAmerican short hairのベラちゃんは、breederさんから買ったので、トイレの躾も、離乳食も済ませてからやってきました。ですから、お世話は超楽だと言っています。

 でも、今日のnetの記事では、 猫も高齢化時代到来で、もしかすると30年も生きるかもしれないと。そして、1歳になると、人間の20際に相当するとのことです。その後、1年ごとに4歳歳をとるとも。

 息子のから引き取ったトイプードルのホロは、もうすぐ19歳なので、人間で言うと、92歳から100歳くらいとのこと。つまり、今年75歳になる私は、83歳の夫と、90歳を越えた犬の、老老老介護になると言うこと?

=昨年のクリスマスに、マフラーを巻かれて、迷惑そうなベラちゃん。耳がピンと張っているのは、不機嫌な証拠だそうです。=

どんべい&ベラちゃん2022年02月06日 13:17

 
 オリンピックは始まったばかりなのに、もうかなり疲れて来ました。一瞬のミスが順位を決めるという競技を選んで、一人一人結構真剣に見ているから?

 この一瞬に4年をかけてきて、本番で「いつも通りにできる」「練習以上にできた」と言うことは、スポーツに限らず、凄いことだと思います。

 私は、難しい箇所をこれ以上は無理、と言うところまで練習を重ね、その結果失敗・・・と言う苦い記憶がたくさん。

 曲の最初のffの音が勝負!と言う曲を、私のピアノのメソッドの完成記念セミナーで見事に外し、backstageのスタッフたちの「キャッ!」という声が聞こえました。

 「あーやってしまった!」と一瞬思ったのですが、私の気持ちに関係なく、指は先に進んでいる・・・こんなこともありました。

 〜閑話休題〜
 やはり、フィギュアスケートが一番好きです。スポーツ、ダンスの要素、そして音楽と、全てがマッチしての競技は他にありませんから。

 ここ数年、どの選手も「選曲とアレンジ」がとても良くなったと思います。今回の羽生選手のSPは、サンサーンスの「序奏とロンドカプリオーソ」。

 violinでの演奏が有名ですが、今回のピアノアレンジは、羽生選手の雰囲気によく合っていると思います。ピアノ演奏は、清塚信也さんとのこと。

 私は、2014年ロシア開催の「ソチオリンピック・羽生選手のSPパリの散歩道( Prisienne Walkways) 」が、曲、演技とも一番好き!

 Gary Mooreは、2011年に58歳で亡くなりましたが、初CD化もされ、再販されました。それにしても、よくこんな曲を見つけたものですね。

=写真は、孫のアメリカンショートヘアーのベラちゃん。猫が小さいのではなく、「どんべい」が大きいいのです。蓋を開けて、その中で眠るのが好きと。でも、今頃はもう大きくなって、入れないかもしれません。=