元旦から夫が・・・2019年01月10日 16:45

 
 いつもは、夫の朝食は朝6時頃、私は9時過ぎ、と別々なのですが、元旦くらいは、と頑張って「お節を用意」したところに、夫が「綺麗だけど、気持ちが悪くて食べられない」と。

 「用意する前に言ってよね」と思いながらも、彼が「食欲がない」などと言うのは、10年ぶり以上のこと。私は、いよいよ脳腫瘍がまた悪さをし始めた、元旦から救急車か・・・と思いながら、一人でお節を食べました。

 結局、風邪気味だったようで、翌日はまたいつもの食欲に。そして、昨日は、依頼を受けた時から、少々悩みの種だった、足立区の小学校での「おことの体験学習」に。

 大変に言いにくそうに、「とにかく大変なところです」とのお話があり、特殊な事情があるようでしたが、一番の問題は、「何らかの障害を持っていて、普通学級では無理」と言うお子さんが、クラスに混じっていることと、授業が始まってわかりました。

 いつもの流れは、「お子さんたちが琴柱を立てる」→「そのおことで、音をだす」→「うわぁ、気持ちが悪い。変な音!」→「琴柱は置く場所が決まっていて、そのことを調絃と言います」と簡単に説明をして、一番基本の平調子に調絃をしてから音を出すと、お子さんたちから歓声があがり、盛り上がるところなのですが、この日は急遽やめました。それどころではない・・・と言う感じだったので。

 でも、いつものように「正座をしてご挨拶」と言うシーンは、全員ができましたし、私が、演奏(と言うほどのものではありませんが)を始めた時は、ガヤガヤしていましたが、ほんの2小節ほど弾いた時には、奇声を発し続けていたお子さんも、ピタッと静かになり、最後まで皆さん一言も発せずに聴いてくださり、弾き終わったら拍手が!楽器の持つ偉大さを感じた瞬間でした。

 実際にお子さんたちが、お爪をはめて音を出す段になったら、一番良い音を出し、形もできていたのは、最初に、手に負えないかなと思ったお子さんたちでした。私の話を聞いて、見てくれていたんだなと、嬉しかった!です。

 人一倍、体格が良く、でも、何事も一筋縄では行かなそうな男の子も、最後には正座できちんと弾いてくれていたので、本当に「おことを見て、その音色を聴き、お爪をはめて弾いてみる」と言うことだけの体験学習でしたが、「おことを弾いた」と言う実感を得る。それだけでも良いのかなと・・・。

=定期的に通っている、心療内科の待合室も新春でした。=

言問小学校=感謝の集い=2018年03月02日 12:50

 
 今年も、ご招待をいただきました。そしてエスコート役は、ハートフルコンサートで、おことの演奏に参加をしてくださったお嬢さん。

 拍手の中を、照れ臭いやら、嬉しいやら・・・。そしてテーブルの上には、そのお嬢さんと、お母さまからのと2通の手つくりのカードがありました。

 今月は後1回で、volunteerはおしまいですが、毎年今頃になると、「来年は少しお断りをしよう、身体が持たないワン」と思うのですが、早速、来年度のハートフルコンサートの手順を、新しく赴任なさった音楽の先生と相談を。

 ピアノのレッスンの関係で、冬のスポーツとは、無縁の人生ですが、見るのは大好き!一番好きな競技は、もちろんフィギュアスケートです。

 最近は、音楽の選曲も編集(早い話、切り貼りですが)も、とても良くなりました。今回特に気になったのは、羽生選手がSPで使った、ショパンのバラード第1番で、誰の演奏?と。

 クリスティアン・ツィメルマンとのこと。素晴らしい演奏のはずです。ちなみに、フィギュアスケートで使われている音源をすべて記載しているサイトがあり、以下です。

 http://ongen117.net

 今回の平昌冬季オリンピックは時差がないこともあり、朝から夜中までLIVEでみてしまい、あぁぁ〜疲れた。でも、いくら放映権料の関係とは言え、午前中のフィギュアスケートと、深夜のジャンプは選手がお気の毒ですね。

=カードに作った「お爪」は、5ではなく1(親指)なのですが、ま、いっか。今年のプレゼントは、手つくりのティッシュケースでした。=

下町あれこれ2017年10月30日 21:40

 
 今日は、墨田小学校の「おことクラブ」の日でした。なんだか、しょっちゅうスカイツリーまで行っているような感じです。

 駅探で検索をして、一番便利な行き方でも、乗り換えは3回あるので、なんとか「シルバーパス」を使う方法はないものか・・・と。
ありました!「新線新宿線」と「浅草線」が都営です。

 でも、乗り換えが4回になります。その代わり、半額になり、往復で¥800ほど浮く計算。幼稚園からのお友達の和子ちゃんに、lineでそのことを書いたら、「爪で拾って箕でこぼす、にならないように」と。

 先日軽井沢のoutletで衝動買いをした、ETOROのシルクのコートで換算すると、100回ほどに。乗り換えを減らして、洋服をあきらめる?

 「おことクラブ」に行くときは、いつもランチタイムが電車の中になってしまい、鐘ケ淵(スカイツリーのある押上から3駅先)の駅と学校の間にある珈琲のお店で、ピザトーストセットをいただくのが楽しみでしたが、明日で閉店とのこと。

 お客様の平均年齢が高い(私もそれに貢献をしているひとりですが)お店だとは思っていましたが、現在の店主の若いお嬢さんのお父様が始められたと。

=押上駅は、いつも外国人観光客でいっぱいです。こんなお天気の日に訪れたひとはlucky!=

良い演奏でした!2017年10月28日 18:24

 
 ホッとすると同時に、今は家に帰って写真を眺めていたら、寂しい気持ちが膨れ上がってきました。今年の練習は、今日の本番で終わりです。

 リハの時よりも落ち着いて、メリハリも効き、余韻を残した終わり方も、文句無し!で、練習の時の私の指揮を感じてくれていたんだ、と。

 私はきっと泣くな、と思っていましたが、いざ会場の隅田中学校にお箏が搬入されたら、それどころではない忙しさ。子供達が来る前に、調絃を済ませ、次は体育館のステージでの、お箏の設置です。

 調絃をした部屋から運び出す時は、「うるさいな」と思われるくらい、お箏の持ち方を注意し、ステージ上では昨年もお世話になった方が、バランスよく置いてくださったのですが・・・。

 プログラムが変更になったとかで、お箏を一旦引っ込めることに。どの学校もリハをしているので、言問小学校も「この位置のまま、一度リハをさせてください!」と。

 こんなことは、私が出しゃばることではなく、余計なことはやめておこうと思いながら、でも、主催者にお願いをしました。一度リハでステージを経験した故でしょうか、本番のほうがずっと良かったので、頑張った甲斐があったというもの。

 お箏も、しまわずに済むものならばこのまま置いて欲しい、という希望が通りました。あちこち動かされたら、あんなに気合を入れた調絃がぁぁぁ〜

 今頃は、それぞれのご家庭で、今日の演奏を褒めていただいているといいな、と思いながら帰ってきました。

=遠目と言えども、子供達の写真をupdateするのはマズイかなと、私の楽器部屋の写真と差し替えました。ホロはいつも私と共に移動=

ハートフルコンサート2017年10月27日 19:37

 
 明日は、いよいよ「墨田区ハートフルコンサート」です。ピアノ教室を主宰していたときの、「ピアノの発表会」でも同じでしたが、前日の緊張感は、はんぱではありません。仕事で私自身がステージに立つときのほうが、気楽。

 昨年は、主催者側のミスで、プログラムを紹介するMCのひとが、言問小学校のときになって、「原稿がない」と。こういう原稿は、始まる前に確認をしておくものなのですけどね。子供達は、もうステージに上がってしまい、この間の長かったこと。

 昨年の苦い経験から、今年はプログラムの紹介を、6年生ふたりでします。原稿を読むのではなく、覚えてお話をするそうです。頼むよ!

 みんな家にお箏があるわけではなく、月に1,2回の練習だけですが、今年はかなり早く、きちんと合奏の形になったので、曲想表現にまで進んだことが、一番の収穫かな。

 それに今回の曲「かさじぞうとこきりこ節」は、音楽の先生と私で、子供達の練習を聴きながらアレンジを重ねて完成をさせた、「本邦初演!」です。

=私も子供達からのお礼のお手紙に、今年はHalloweenのカードを。=