3行日記 ― 2022年03月06日 13:22
偶然見つけたのですが、「自律神経を整える」というテーマの番組がありました。私は鬱だけでなく、自律神経も弱いと思っています。
世間が「良い季節になりましたね」と言う、季節の変わり目は毎回調子が悪いし、鬱ももれなく追いてきますので、最悪。
今朝も、「ん?やばっ!」と鬱っぽかったのですが、せっかく薬が減ったのに(と言っても、ゼロになることはありません)、また朝から「抗うつ剤」を飲むのは嫌だなと、思い切って、箏柱を立てて久しぶりに練習をしました。
数年前についぞ完成しなかった柳井先生の「ガラスの子守唄」を弾いてみたのですが、当時は全く弾けなかった「スクイ爪」という奏法が、できるようになっていました。嬉しい!
自律神経失調症に話を戻すと・・・「1・その日のうちで良かった出来事 2・その反対 3・明日のこと」これらをそれぞれ一行で良いから、毎日書くということでした。
とにかく、良いと言われていることはなんでもやってみようと言うことで、10月から始めています。
明日は、久美子さんのお宅の「60年前のお雛様」を拝見して、二人で「お雛祭りのお膳」を囲みます。
=写真は亡くなった淳子さんの作品。あまりに素敵なので、使わずに娘に取っておこうと思ったのですが、パソコンとスマホ時代の娘。文字を書くことはこの先ますます無いなと思い、私が三行日記に使っています。=
70年来のお友達 ― 2022年02月27日 17:29
ここ数ヶ月以来、ずっと「今度こそは効かないないのでは?」と諦めの気持ちの朝を迎えてきましたが、最近やっと、「朝、目覚めた瞬間に、今日もまた辛い一日が始まる」と言う気持ちが薄くなりました。
精神科医曰く、「日常が普通ではないので、薬が効いてもhappyと言うほどの気持にはなりませんが、薬は必ず効きます」とのこと。
朝目が覚めて、過呼吸がきて、さらに震えがきた時は、もう一人で乗り越えることはできません。Bangkokで唯一のinternationall hospitalでは、即入院をさせてくれましたが、日本ではそうもいきません。
そんな時にいつも頼ってしまうのが、「3歳からのお友達、和子ちゃん」。「私、辛いよ〜」と言う泣き言を聞いてくださるだけでなく、薬学科出身なので、説得力があります。
それにしても、帰国をしてからずっと、私が壊れた時に、お付き合いくださりありがとね。そして、今日も「お元気ですか?」と。
私たちが子供の頃は、通りを隔てた和子ちゃんの家に、まるで「隣の家に行くように」行き来をしていました。今は、明治通りと靖国通りの抜け道となっているので、交通量も多く、新宿まで歩いても行けるので、ほとんどマンションになってしまいましたが。
中学の時は、ちょっと遠回りをして、お互いに試験の結果の答え合わせをしながら帰ったものです。和子ちゃんと、答えが違うと、「がーん!」と落ち込みました。
高校も、和子ちゃんは戸山高校、私は駒場高校と別れ、和子ちゃんは理系に進学をして、やっと競争関係でなくなり、ほっとしたことを今でもよく覚えています。
和子ちゃんご一家がParisに転勤をなさった時に、私はSydneyに。お互いの手紙のやりとりは段ボールいっぱいになりました。今でも、あの時の手紙を出版したかったと、残念です。
=写真は、calligraphyがご趣味の和子ちゃんからの、birthday cardです。=
外に出ることの次は電車に乗ること。 ― 2018年01月17日 13:16
私のblogを読んで、かなり鬱がよくなったみたいと、「聖蹟までなら出てこられる?」とお誘いをいただき、16日に、久しぶりに家から出ました。
それこそ、オソルオソル歩いていたのですが、意外と気持ちがよく、家の中しか移動をしていないのに、転ばすに駅までたどり着き、「食欲はあるので、美味しい物をいただきたい」という私の強い希望で、イタリアンのフルコースのランチを完食。
そして、昨日はまた暖かな良いお天気だったので、完全に薬が切れる前にと、精神科に、電車と地下鉄を乗り継いで行ってきました。
こんな、なんでもないことが、鬱になって一旦引き篭もりになってしまうと、ひとつひとつ日常に戻すことに、かなりの気力を要するようになってしまいます。
予約が午後からになったので、その日の電話で「新宿まで出てこない?ランチしよう!」というのは、あまりにも身勝手かとも思いましたが、「すぐ行くからちょっと待ってね」と、長いおつきあいならではの、嬉しい言葉!
二日続けての楽しいランチと、もちろん、コーヒーとケーキも。
今年の私の運勢は=ニュースになるくらい→太る=とのこと、嫌な予感が・・・。
=ヒヤシンスが満開になりました。=
ついに落ちた! ― 2018年01月12日 21:34
年が明けた早々は、lineで友人たちと、犬の御年賀状をやりとりをしていたのですが、1月3日の「箱根駅伝の復路」を見終わった途端に、「あ、ついにきた!」という感じで、鬱に落ちました。
昨年12月から、アブナイなとは感じおり、「お箏の体験学習のお約束をすでにしてある二校には、這ってでも行かねば」という気持ちで、なるべく疲れないようにと、気をつけてはいたのですが・・・。
この20年近く、何度も「鬱再発」という厄介なことを繰り返していますが、今回のように、「急降下で落ちていった」というのは始めてでした。
そして1月3日から今日まで、外には一歩もでていません。何が?という理由はないのですが、家から出ることができなくなってしまいます。でも、こうしてblogでcomming outができるまでになったのですから、他人事のような表現ですが、もうちょっとでしょう。
ここ数年はお元日から、何かしらの楽器から音がでていた、私の楽器部屋は、未だにエアコンがつくことはなく、冷蔵庫のようで、まるで私の気持ちのようだなと、思いながら、カバーのかかった楽器を毎日眺めています。音を出す気持ちには、なれず・・・です。
=夕食以外は、ほとんど自分の部屋で過ごしており、大きめのパソコンデスクの上には、どんどん物が溜まっています。でも、百合の花や、ヒヤスンスが開いてきて、個室に入院中のような生活も、そう悪いものではありません。=
かるーい鬱再発 ― 2017年06月14日 19:42
いろいろな方から「最近ブログが更新されていないけど・・・」と、ご心配をいただいてしまいました。実は「もう嫌だ!こんな生活」というある出来事があり、相談をした友人が夫のことを「トランプ」と命名しました。世界中が「お前はまちがっている」と言っているのに、彼ひとりが「俺は正しい」と。我が家もこんなことが日常茶飯事です。
まだタイに住んでいるときに、何かと言動がおかしいので、無理やりタイの脳外科に連れて行きました。その結果脳腫瘍がみつかったのですが、タイでは手術ができないと言われ、second opinionを求めて、日本に一時帰国を。このときから、もう10年以上が過ぎており、日本の脳外科の医師からは、定期的に検査をと言われていますが、あれ以来一度も検査をせず現在に至る、です。
彼の言動から、多分認知症かアルツハイマーなのかはわかりませんが、こちらも何かが起こっていることは確かで、この段階で治療を受ければ、進行は遅くなるのですが、本人が病院に行くことを拒否しているので、諸々の言動は、病気故とわかっていても、時々私自身の気持ちの抑えどころがなくなります。
まだ1,2日ならば家を空けることができるので、先週の日曜日から1泊で、毎年恒例の「蕗取り」に行ってきました。その帰りは、これまたいつもの、野沢温泉「いけしょう」さんに。みんなで、宿の朝食をいただいているときに、わけのわからない電話が家からあり、そこからどどどっと、鬱突入でした。
最近減らしていた精神科の薬をまた「処方通り」に増やし、それが最近効いてきたようです。ここ数日は、おことの練習もやる気になり、やっとの思いで行った、隅田小では「お箏クラブ」のお子さん方が私を待っていてくださり、その後、言問小学校の先生と、今年の「ハートフルコンサート」の選曲をしました。
毎年「さくらさくらもね〜」ということで、教科書に載っている「かさじぞうとこきりこ節」を一箏と二箏にアレンジをすると、ちょうどお箏が計8面あるので、それぞれ二手に分かれて、8人全員が弾けるようになります。これから譜面をつくらなくては・・・。
鬱がきていると、ベッドから起き上がる気力もなくなりますが、どうしてもやらないといけないことがあると、それに助けられます。私自身の目下の練習曲、「春の海」もがんばらなくっちゃ!
=変わらぬ静かな佇まいのいけしょうさん=
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