もうすぐ逢いに行くからね。2022年03月16日 12:44

 
 コロナ禍の前の年に、そして昨年コロナの最中に高校時代からの友人が、逝きました。

 ルクセンブルグの方と、ドイツ留学中に知り合い、そして結婚。フランス、シンガポールとその時々に住んでいるところから、お便りをいただきました。

 旦那殿の最後の仕事の地がBangkokと言うこともあり、私はご夫婦とのお付き合いになりました。最後の時には、病院側の看護士さんと彼との間の通訳をしたのですが、「死に対する考え方の違い」を、大いに感じた次第です。

 彼女が望んでいた、「ルクセンブルグの大好きな教会の庭」に分骨がされました。いつの日にかこの教会を訪ねたいと思っていましたが、このコロナでまだ実現はしていません。

 そして昨年の9月に亡くなった友人は、命の期限を知らされた時に、樹木葬と決め、「桜が満開の時はとても綺麗なの」と何度も言っていました。

 ご一緒にお墓参りをとのLINEがいくつか届いています。今年は、桜が早く咲きそうです。もうすぐみんなで行くからね。

=写真は、昨年9月に亡くなった友人が、毎年大切に花を咲かせていた、珍しい「古代種のチューリップ」です。=

宮城、福島でまた地震が!2022年03月17日 15:11

 
 3,11の余震でしょうか。昨夜も大きな地震がありました。後片付けがさぞやと、お察しします。ライフラインなど、一日も早く復旧しますよう。明日からはまた寒くなるとのこと、電気もガスもない寒い日は辛い・・・です。

 阪神淡路大震災の時、私は仕事で家におらず、名古屋のHiltonに泊まっていました。かなりの揺れで目が覚めたものの、ホテルの中は無事だったので、そのままひと眠り。

 そして、そろそろ起きて支度をとテレビをつけた時のあのショックは、決して忘れることはありません。神戸が真っ赤に。

 25階建てのマンションの私の部屋は水没し、子供二人と、犬二匹は死んだ。とにかく、仕事に行かなければ・・・私のセミナーために、もう皆さんはお集まりだし・・・。何故仕事先に行かねばと思ったのか?未だに、自分でも不思議です。

 通りすがりの車のドアから投げ捨てられた犬を「うちの子」にしてから数年後の震災で、チョビと名づけた犬が、私の腕の中で亡くなりました。我が家の被災者です。

 昨夜は瞬間にいろいろなことを考えましたが、精神科の薬を服用したちょうど1時間後、頭は考えることができるのですが、身体は動かない。

 ほろに植木が倒れかからないか、それが気に掛かり、やっと起きました。ほろは爆睡。認知症の夫も爆睡。

 =写真は、知人から送られてきた房総半島の御宿。別荘をここにお持ちとのことです。いいなぁ〜=

頑張るほろちゃん2022年03月19日 12:46

 
 今月も可愛らしくトリミングをしていただきました。毎回書いていますが、人間の年齢で言うと、もう90歳を超え、トイプードルの特徴の、「アーモンド色」はすっかり色褪せ、どんどん白くなっていますが(私と一緒)、まだまだ元気です。

 もう2年越しになりますが、3回ほど「危篤状態」になったあの時は、何だったのでしょうね。これが最後と、本当の飼い主の息子、子犬の頃から知っている娘と孫を呼び、お別れを・・・。

 私が学生の頃のことです。おばーちゃんが危篤と、親戚一同喪服を用意して駆けつけ、その度に「今回は持ち直した」と帰ってきました。

 そんなことを何度か繰り返し、母や叔父や叔母たちが、「今度は本当に亡くなってから知らせてほしい」と言っていたことを思い出しています。

 ホロの世話は、朝4寺半から始まり、ほぼほぼ24時間体制で世話をしているので、毎晩「ほろちゃん、明日はせめて6時までは寝ようね」と言い聞かせているのですが・・・。

 「ホロを看取って、夫をshort stayに出して、一日で良いからこの家を離れたい」とは毎日思っていますが、実際にそうなったら、旅行に行く気持ちにはなれないかもしれません。

=写真は、トリマーさん帰りのほろ。ペットの写真を撮るのはとても難しいのですが、YouTubeなどでは皆さんとてもお上手。=

アルゲリッチ大分別府音楽祭2022年03月20日 11:43

 
 別府まで行っても、一度は行きたかった「アルゲリッチ主催の大分別府音楽祭」のチケットをget!

 毎年気になっていたのですが、コロナでずっと中止でした。今年もきっと中止かなと思いながら、パソコンのデスクトップに置いてあるサイトを何気なく見たら、なんとチケットをもう発売しているではありませんか!

 このために数年前に会員になっていたのに、なんとした迂闊さ。今年は1日だけ、東京のオペラシティコンサートホールでの公演がありましたが、GS席が一枚残っているだけでした。

 コンサートを時々ご一緒する友人に電話で相談をしたところ、「洋子さんだけでも」と言ってくださったので、申し込みをしようと思ったところ、最後の一枚も消えていました。

 東京公演のチケット販売は、主催者サイドだけではないはずと考え、netで検索をしたら、ローソンの「ローチケ」と言うのがあり、GS席5席と、SS席が二つ空いていました。

 まずは「ローチケの会員」に登録をと言うことで、焦りながら登録完了。そして座席指定をしてSS席2枚を取ったところで、パソコンが先に進まず。

 英語と日本語で、「只今、アクセスが集中しているため、後程試みてください」と。そんなことをしていたら、席が埋まってしまうではないのさと思いながら、仕方がないので、最初からやり直しを。

 こうなったら、チケットを取れるまでやめられない性格。やっとカード情報入力までいき、完了。アルゲリッチの演奏を聴くのは何年ぶりでしょう。
楽しみ〜♪

=写真は、2年前に買ったシクラメン。花が終わった後も、水遣りを続けること2年。小さくなりましたが、こんなに可愛らしい花が咲きました。=

結局、自律神経が全て解決してくれる2022年03月23日 12:41

 
 何とか、精神科の薬に頼らずに、「毎日を普通に暮らしたい」と思う日々ですが、先日「順天堂大学医学部教授・小林弘之氏著」の、自律神経に関する本を見つけました。

 今まで、この種類の本はかなり読んでいるので、ほとんどのことは、改めて再認識でしたが、仕事をしていた頃の私に当てはまることばかりでした。

 昔、夏樹静子さんの「腰痛闘病記」を読み、凄まじいほどの腰痛に、「さぞやお辛かっただろうに」と思いながらも、どこか他人事でした。

 どのような治療をしても治らなかった腰痛の原因が、実は「天職だと思っていた執筆活動にあった」と言うのが結論で、休筆をしたら嘘のように治ったとありました。

 この自律神経の本の中に書かれている、交感神経と副交感神経のバランスの重要性を、あの気狂い沙汰のスケジュールを嬉々としてこなしていたあの時に知っていたら・・・と言う気持ちは、拭えません。

 セミナーをこなしながらの音楽雑誌への原稿書き、何よりも「電子ピアノのハードとソフト開発」。これらは、過労で旅先から救急車で運ばれても、何もかもが中途半端な私が、「やっと見つけた天職」だと思っていました。

 まさか、この先の人生をずっと苦しめることになるとは、露ほども思わず〜で、「仕事人生真っ盛りの人」に、この本を是非お勧めします。

=ここのところ、一気に真冬に戻ってしまいましたが、気の早い私のこと、衣類から部屋まで、冬の気配はかた付けてしまいました。キッチンも春です。=