「八重衣」&百人一首 ― 2016年01月16日 20:51
昨日、同時通訳の友人が英訳をしてくださった「八重衣の歌詞の百人一首」を載せましたが、今日は、日本語のほうを。
昨年の秋にひとりで訪ねた、明日香路を想い出しています。
お箏と三絃による柳井美加奈先生の演奏は下記のaddressです。
https://youtu.be/T6cpSiZcoFI
八重衣 箏 柳井美加奈 三絃 佐藤紀久子
作曲 石川勾当 箏手付け 八重崎検校
八重衣(やえごろも)は地歌箏曲の曲「手事物」です。石川勾当により三味線の曲として作曲され、後に八重崎検校により箏の手付けがされました。『新青柳(しんあおやぎ)』『融(とおる)』と並び「石川の三つ物」と称され、この曲は地歌のなかでも、「複雑な構成と技巧をこらした風格のある大曲」とされています。
歌詞は、百人一首のなかの「衣」の語の含まれている和歌から,5つの和歌を四季の順に並べています。
1・君がため 春の野にいでて若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつ
2・春過ぎて 夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山
3・みよしのの 山の秋風さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり
4・秋の田の かりほの庵のとまをあらみ 我が衣手は露にぬれつつ
5・きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしき独りかも寝ん
=写真は、春日大社=

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